旅は出会いと発見の宝庫です。みみずく洋菓子店の新たなスイーツ「レーヴ・ドゥ・フロマージュ 〜デセール・ドゥ・セゾン〜」シリーズには、これまでの店主の旅の記憶をエッセンスとして取り入れています。

シリーズ第一弾として9月に発売した「マロン」は、フランスを旅したときの思い出がヒントになりました。使用しているシロップ漬けのマロンは、フランスの栗の名産地として知られるアルデッシュ地方の老舗メーカー・サバトン社のもの。上品な甘味と華やかな香りが魅力なので、最初は丸ごと使うことも考えましたが、クリームチーズケーキとのバランスを考えてダイス状にカットし、生地に練り込むことにしました。
仕上げはフランスを代表する栗のスイーツ・モンブランをイメージして、ブラウンのココアフィアンティーヌをトッピング。その上から粉糖を振りかけています。
ミルキーなクリームチーズとまろやかなマロンのマリアージュを楽しんでいると、旅したときの風景が眼裏によみがえるようです。