大きくて豪華な花も素敵ですが、春先には野原で摘んできたような繊細な草花に心惹かれます。
生けるときにも軽やかさを表現したくて、ハンギングタイプのフラワーベースを使ってみました。ポイントは、小さな一輪挿しをいくつも吊るしたこと。広い空間のなかにお花とグリーンを点在させることで、部屋のなかが一気に春らしくなりました。
まとめて生けるときほど、色合わせを気にしなくていいのもうれしいところ。気の向くままに色の違う花を1本ずつ選んでも、分けて生ければ可愛らしい印象になります。切り花だけでなく、観葉植物をハンギングするのもおすすめです。部屋の雰囲気を変えたいときに、ぜひ試してみてください。