工芸品のようなガラスペンで「書く」ことを楽しむ
子どもの頃は、4月の新学期に向けてペンケースや筆記用具を新調するのが楽しみでした。今でも春になると、新しい文具を手に取りたくなります。
店主はこの春、初めてガラスペンを購入しました。
その名の通り全体が透き通るガラスで作られていて、文具というよりも工芸品のよう。ペン先には繊細な溝が刻まれていて、インクに浸すと毛細管現象によって吸い上げられるという仕組みになっています。明治時代の末に、日本の風鈴職人によって開発された筆記具なのだそう。
書くときはペン先を少し寝かせて、強い筆圧をかけないようにします。書き心地はとてもなめらか。インクの出方を見ながらゆっくりペンを動かしていると、普段よりも「書く」ということに集中できる気がします。
書く内容や気分に合わせてインクを選ぶという、新しい楽しみもできました。
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