色もかたちも多種多様。大人可愛い菊(マム)を飾る
秋を代表する花といえば、日本の国花でもある菊。仏花のイメージが強いかもしれませんが、ヨーロッパ生まれの洋菊も人気があり、学名の「クリザンテマム」を省略した「マム」という呼び名でも親しまれています。
菊は江戸時代から現代に至るまで品種改良がさかんで、小さいボールのような愛らしいポンポン咲きや、細い花びらが広がるスタイリッシュなスパーダー咲き、大輪で華やかなデコラ咲きなど、さまざまな咲き方のものが生み出されてきました。色合いも伝統的な白や黄色だけでなく、ピンクやオレンジ、やわらかなニュアンスカラーなど、そのラインナップはとても華やかです。
また、ほかの切り花に比べて日持ちするのも菊の魅力。生けるときには刃物を使わず、水中で茎を手折ると水揚げがよく、さらに長持ちします。飾っている間に外側の花びらが傷んできたら、ハサミで切り取って整えましょう。
今日は多様な菊の魅力を贅沢に楽しみたくて、色や形の異なる4種類を一度に生けてみました。花に顔を近づけると清潔な香りがして、気持ちがすっきりします。秋の間に、いろいろな生け方を楽しむつもりです。
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