シロップ漬けのしょうがをキャラメルフィリングに練り込み、薄いタルト生地に流して焼き上げた「マ・タルト・ファヴォリット（ジャンジャンブル）」。ほんのりスパイシーな味わいと、コリッとしたクルミの食感が楽しいスイーツです。
紅茶やコーヒーともよく合いますが、今回はぜひ試していただきたい店主おすすめのペアリングをご紹介します。

リラックスタイムにおすすめしたいのは、ミルクとスパイスをたっぷり使ったチャイと「マ・タルト・ファヴォリット（ジャンジャンブル）」の組合せです。
チャイに使うスパイスといえば、しょうがやカルダモン、シナモン、スターアニス、クローブなど。これらをすべて買い揃えるのは、ハードルが高いと感じられるかもしれません。ただ最近は、あらかじめブレンドされたティーバッグが販売されているので、ミルクティー感覚で淹れることができます。
複雑で豊かなスパイスの香りは、しょうがの風味が特徴的な「マ・タルト・ファヴォリット（ジャンジャンブル）」と相性抜群。タルトの甘さを引き立てるため、チャイは無糖がおすすめです。
ちなみにしょうがは、3000年も前から栽培されていた世界最古のスパイスなのだそう。ほっと一息つきながら、スパイスを巡る悠久の歴史に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。

仕事や家事の合間のリフレッシュタイムに「マ・タルト・ファヴォリット（ジャンジャンブル）」を楽しむなら、レモネードとのペアリングをお試しください。
意外な組合せと思われるかもしれませんが、レモンの酸味やはちみつの香りは、しょうがの風味ととてもよく合います。炭酸水を使えば、弾ける泡でよりさわやかに。疲れを吹き飛ばして、気分をすっきりさせてくれます。
最近は水と割るだけでレモネードを作れるシロップも市販されていますし、テイクアウトできるお店も増えてきたので、気軽に楽しめるのもうれしいところ。余裕があれば、搾りたてのレモンとお気に入りのはちみつで自家製レモネードを作ってみてください。