梅雨の室内を明るくする、大輪のシャクヤク
5月と6月はシャクヤクの季節。限られた期間にしか出回らない花だからこそ、毎年旬が訪れるのを楽しみにしています。
一口に「シャクヤク」といっても、金糸のような花芯がのぞく半八重咲きや、密集する小さな花びらを数枚の大きな花びらが抱え込む翁咲き、その名の通り大輪のバラのようなバラ咲きなど、品種はさまざま。色合いも白や薄紅色、コーラルピンク、濃い赤紫など豊富にあるので、短いシーズンの間に何度も買ってきてしまいます。
丸いつぼみがほころんだと思ったらみるみるうちに開いていき、大輪の花に変身していく様子は、何度見てもドラマティック。さわやかでみずみずしい香りを残しながら、何百枚もの花びらをハラハラと散らしていく姿にも胸を打たれます。
そんなシャクヤクの変化を最後まで楽しむコツは、やはり水揚げをしっかりすること。葉が多いと水分が失われやすいので、思い切って整理します。またつぼみについた糊状の蜜を拭き取っておくのも、咲きやすくなるポイントです。
暗い日が続く梅雨の時期でもシャクヤクの花を飾っているだけで、室内がパッと明るくなるような気がします。
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